津山加茂郷コンサート／第20回 津山加茂郷フルマラソン全国大会 OFFICIAL SUPPORTING ACT

茶木みやこ・石川鷹彦・細井 豊

■ 終了した催しの記録ページ

津山加茂郷フルマラソン全国大会に出場される方にも、ぜひ大会前夜のひとときをリラックスしてもらいたいという思いから企画したコンサートです。

■告知ポスター

告知チラシ（ダウンロード）は、こちら>> おもて　うら

■つやまコンサートからのオススメコメント

2時間16分22秒8・・・1964年開催、第18回夏季オリンピック（東京オリンピック）の銅メダリスト・円谷幸吉のマラソン自己ベスト記録にして、敗戦から20年の日本の期待に応えた時間。そして同時に、日の丸を背負った青年の充実感と孤独感に満ちた日々がスタートしたのでした。栄光の裏で苦悩に満ちた、短くもはかないマラソンランナーの人生は、メキシコシティ五輪の開催年となった1968年、年明け間もない1月9日に、自らの命を絶つ形で幕を閉じました。

茶木みやこさんは、高校時代に初めて作曲した「一人の道」を、ピンク・ピクルスのシングル盤として発表しましたが、この曲はその後、シンガー・ソングライターとして活動する足がかりとなったオリジナル曲です。

「一人の道」のモチーフとなった、円谷幸吉選手の孤独なランナーの人間性は、高度成長時代の日本において”金の卵”などともてはやされ、個人の生き方よりも、組織の人間としての重圧に耐えながら、ぎりぎりのところで生きていた当時の青年たちに共通する苦しみの象徴だったのかもしれません。

この悲劇は日本のスポーツ史に大きく影を落としました。その一方で日本オリンピック委員会などでは、オリンピック出場選手などのトップアスリートに対するメンタルサポートやメンタルヘルスケアが実施されることとなり、スポーツ選手にとって健全な環境を整備されるきっかけともなり、現代にに教訓として生かされています。

現在でもミュージシャン、シンガー・ソングライターとして現役で活動する茶木みやこさんが、今年の春で第20回を数える、津山加茂郷フルマラソン全国大会のOFFICIAL SUPPORTING ACT（前夜祭コンサート）として、現代のランナーに向けて舞台をつとめます。

走ることの喜びを胸に、ぜひ茶木さんの歌声に耳を傾けてください。

また、茶木みやこさんといえば、岡山県を舞台に古谷一行が演じる金田一耕助が活躍したテレビドラマ『横溝正史シリーズ（TBS系列）』の主題歌「まぼろしの人（シリーズ I）」、「あざみの如く棘あれば（シリーズ II）」を自ら作曲し歌ったことでも知られています。

そして、今回の共演メンバーにもご注目です。なんとギタリストにはフォークギターの代名詞ともいわれる石川鷹彦さんと、センチメンタル・シティ・ロマンスのキーボーディスト・細井 豊さんが脇を固めます。

アリス・伊勢正三・かぐや姫・風・さだまさし・中島みゆき・長渕剛・松山千春・森田童子・吉田拓郎などのサポート・ギタリストとして知る人ぞ知る石川鷹彦さんの名プレイをしっかりとご覧ください。

また、細井豊さんは、茶木さんとも何度もステージをともにし、その多彩なテクニックと経験から、茶木さんと石川さんとの初のユニットを完成させるには、欠かせないミュージシャンといえます。

フォーク・ロックファンのみならず、聴き逃したくない特別ユニットのステージをお楽しみに。

（Michio.m）

■ 主催

財団法人 津山市都市整備公社

■ 後援

津山市、津山市教育委員会
津山加茂郷フルマラソン全国大会実行委員会、RSK山陽放送
TSCテレビせとうち、山陽新聞社、テレビ津山、津山朝日新聞社
津山広域事務組合、作州津山商工会、加茂町観光協会
加茂文化協会、（財）あばグリーン公社、（社）津山市観光協会

■ プレイガイド

津山市加茂町文化センター
津山市役所（６階・津山市都市整備公社、地下売店）
ピアノ工房アムズ
つやまコンサート事務局
チケットは、1月21日（土）10:00に、一斉発売開始。

■ お問い合せ

つやまコンサート 事務局
岡山県津山市小原109-12
電話 0868-35-2712（FAX兼用）

※未就学児のお子様のご入場はできません。