つやまコンサート【岡山県津山市の音楽企画制作】アーティスト/茶木みやこ

アーティスト/茶木みやこ

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茶木みやこ  Miyako Chaki

■プロフィール

茶木みやこ(プロフィール)1950年、京都生まれ、京都在住。

ピンク・ピクルス

高校時代からフォークソングの虜になっていた茶木みやこと、中学・高校と聖歌隊にいた小林京子の二人が、1970年、同志社女子大学(学芸学部英文学科)在学中に、ピンク・ピクルスを結成。

僕にさわらせておくれ「僕にさわらせておくれ」(作詞:戸田良子。作曲:大杉文雄、二村健二)のデモテープをMBSラジオの『チャ・チャ・ヤング』という番組に送ったところ、放送後にリクエストが殺到、リスナーの反響を呼び、71年3月25日にテイチクよりレコード発売(c/w「小さな恋」)、デビューとなった。

シングル「天使が恋を覚えたら(c/w)五時になったら」(1971年9月)、東京オリンピック・銅メダリストの円谷幸吉が、周囲の期待に悩む気持ちが歌われている「一人の道(c/w)あなたの手紙」(1972年1月)およびLP「FOLK FLAVOR」(1971年12月)をリリース。「花王ニュービーズ」、「スプライト」、「明色アストリンゼン」などのCMソングを手がけた。
一年間の活動ののち、翌72年、ピンク・ピクルスは解散する。

※「一人の道」は、茶木みやこが高校時代に初めて作った曲で、当初は「あなたの手紙」のB面曲として発表され、その後A面とB面を入れ替えた形に変更された。オリジナル盤では、曲の冒頭に東京オリンピックのマラソン競技で、円谷が2位で国立競技場に入り、イギリスのベイジル・ヒートリーと2位争いを演じた場面の実況録音が収録されていた。ポピュラー音楽とスポーツをつなげた”はしり”ともいえる楽曲である。なお、後にCDとなって再発売されたアルバム「FOLK FLAVOR」においては、この実況録音の部分は著作権などの問題により削除されている。

シンガー・ソングライター

初めてのオリジナル曲であった「一人の道」が、大きな反響を呼び、73年、シンガーソングライター「茶木みやこ」としてソロ活動開始、自らの作曲による「雪の朝に」(c/w「マリー・マリー」)続いて杉田二郎作曲による「愛のデシラード」(c/w「陽ざしの中に」)をピンク・ピクルス時代に引き続きテイチクより発売。74年には、徳間音工ハーベストレーベルに移籍、名曲「泪橋」(c/w「近いうちに帰ります」)をリリースした。その後は、自ら作曲した作品を同レーベルから次々に発売することとなる。

横溝正史シリーズ

そして、77年4月2日に放映開始された『犬神家の一族』をはじめとする古谷一行:主演『横溝正史シリーズ I』では、「まぼろしの人」(寺山寿和:作詞・茶木みやこ:作曲)が主題歌となり、茶木の歌声がテレビメディアで、お茶の間に届けられた。
なお、76年にはNHK『みんなのうた』で「美山の子守唄(京都地方のわらべ唄)」を唄うこととなり、2月から3月まで放映されている。

続く78年4月8日放映開始、昭和の狂気の惨劇津山三十人殺し事件をモデルとした『八つ墓村』、横溝文学の傑作『夜歩く』など、犯行の怪奇性と、ドラマの完成度が高く評価される『横溝正史シリーズ Ⅱ』では、「あざみの如く棘あれば」(阿久悠:作詞・茶木みやこ:作曲)が主題歌。罪を犯す女の悲しい情念を、茶木の曲と歌声が幻想的に表現している。

TV版『古谷一行の金田一耕助・横溝正史シリーズ』は、毎日放送と角川春樹事務所の企画で、TBS系列にて毎週土曜日22:00から22:55の時間帯に放映されたテレビドラマ。第1シリーズは1977年4月2日~10月1日、第2シリーズは1978年4月8日~10月28日。主演は古谷一行。「悪魔の手毬唄」、「本陣殺人事件」、「獄門島」そして「八つ墓村」など、岡山を舞台に描かれた多数の作品が放映された。

2001年、活動再開

80年代に入ると音楽活動を休止するが、96年4月には「茶木と鶴瓶のうたがたりコンサート」開催、笑福亭鶴瓶とともに京都文化芸術会館にてコンサートを行う。また、10月に「夢で逢いましょうVol.1」をギタリスト岡崎倫典とともに京都文化博物館にて開催するなどの音楽活動に加え、KBS京都にてラジオ「フリーウェーブ」の レギュラーDJとして出演した。
97年、新譜シングルCD「愛させて欲しい/今あなたは」をNowWest1から発表するなど、90年代は断続的な活動を重ねる。

2001年10月、斎藤ノブ・プロデュースのもとに、CDアルバム「Love is enough」発表と同時に音楽活動を本格的に再開。
2003年3月、斎藤ノブ氏とCDアルバム「miyako」発表。「茶木みやこ撰歌」、「翔べなくなるわ」などの復刻盤CDも発売される。
2008年4月、コロムビアミュージックエンタテインメント(株)より柳田ヒロ・アレンジのCDアルバム「あるよ・ね」発売。

近年では、柳田ヒロ、サックスの園山光博とライブ活動のほか、桑名正博、斉藤哲夫、笑福亭鶴瓶、高田渡、下田逸郎、中国一級揚琴奏者の沈兵ほかと共演するなど、幅広いアーティストやタレントとステージをともにして、音楽活動を広げている。

2010年11月には、久世エスパスホールにおいて「第25回国民文化祭おかやま2010」桑名正博とのジョイント・コンサートにも参加している。
そして今年もギターを抱え、精力的に各地でライブツアーを展開中。

茶木みやこ 公式ホームページ

■ チケットぴあ

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お電話:0868-35-2712(FAX兼用)

■ つやまコンサートとの関わり

2012年4月
津山加茂郷コンサート・茶木みやこプロデュース出演。

2012年11月
” Two Doors Away ”発売記念ツアーライブ with 細井 豊 出演。

■ピンク・ピクルス時代にリリースしたアルバム

FOLK FLAVOR
FOLK FLAVOR
70年代初期に関西でフォークを聴いていた人には思い出深い京都出身の女子大生デュオ、唯一のアルバム(71年作)。メンバーの茶木みやこと小林京子は中学時代からの同級生。清純な乙女のフォーク。
デビュー曲「僕にさわらせておくれ」をはじめ、金メダルの期待が高まるなか周囲の重圧に耐えきれず自ら死を選んだマラソンランナー、円谷幸吉に対する愛と追悼の意をこめて歌った「一人の道」ほか、オリジナルトラック12曲に加え、ボーナストラックをふくむ全19曲を収録。

 

 

 

Love is enough

■購入可能な復刻アルバム

FOLK FLAVOR
FOLK FLAVOR
ピンク・ピクルス(1971)

CHAKI CHANGES
現在入手不可
1st.LP

うたがたりwith頭脳警察
うたがたり
2nd.LP"泪橋"収録(1975)

翔べなくなるわ
翔べなくなるわ
3rd.LP(1976)

レインボウ・チェイサー
レインボウ・チェイサー
ゴダイゴが演奏(1977)

茶木みやこ撰歌
茶木みやこ撰歌
横溝正史シリーズ主題歌2曲収録アルバム(1977)

■活動再開以後

Love is enough
Love is enough
長い休止期間を経て、斎藤ノブとの共同プロデュースにより、活動開始第1弾のアルバム(2001)

miyako
miyako
再び斎藤ノブとの共同作品(2003)

あるよ・ね
あるよ・ね
全曲、作詞作曲(2008)

■オムニバス

金田一耕助の冒険 特別版
サントラ

金田一耕助の冒険 特別版
放映当時のサントラ盤が、CDで復刻、「まぼろしの人」、「あざみの如く棘あれば」も収録(1977)